2016年10月28日

薬剤師を取得した人の求人に関する諸事情

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平成18年4月以降に薬科大学等に入学した人の場合、六年掛けて卒業しなければ薬剤師の国家資格は取得できない事になっています。この資格ですが、病院内での薬剤管理や併設されている薬剤管理室での調合業務を行えたり、調剤薬局では調剤や薬剤管理、それに利用者等に対して服薬指導を行えたりします。医療機関以外では、ドラッグストア等を運営するのに常駐しなければならない資格となっています。有資格者が居ない状態でドラッグストア等を運営すると、薬剤等に関する法令に違反してしまいます。有資格者がドラッグストアに居れば、要指導医薬品を取扱えたり、市販されている一般の医薬品(第一〜第三類)の販売や取扱いをできるようになります。

また、第一類医薬品及び要指導医薬品ですが、利用者に対して助言等を行うのは必須の業務となっています。薬剤に関する法令等では、これらの医薬品は利用者に対して書面を用いて使用法を助言したりしなければならず、怠れば犯罪行為となってしまいます。薬剤を取扱える有資格者を対象とした求人ですが、専門の仕事情報サイト等を活用すべきです。専門サイトには、有資格者であれば誰でも登録でき、年会費や登録料は一切発生しません。また、登録するメリットですが、非公開の仕事案件が随時提供されるという事です。非公開の案件ですが、他の求職者に知られる事なく就労できるので利点は大きいです。薬剤師ですが、パートタイマーとして勤務をする場合、一時間当たりの時給額は地域別最低賃金を超える額となります。

具体的には、時給2千円以上が支給される事になっており、短時間であっても高収入を得られるようになります。専門の仕事情報サイトですが、主として調剤薬局の仕事案件が多く公開されています。薬剤管理の仕事が主な業務とされており、調剤薬局等での求人情報は巷でよく見掛けます。例えば、ある薬局の場合、非常に見易い文字で仕事募集をしており、パートタイマーでの募集を掛けています。また、薬剤に関する有資格者ですが、調剤薬局や医療機関等での仕事案件以外にも、活躍の場は在ります。例えば、「船内に乗組む衛生管理者」という仕事が在り、薬剤に関する国家資格を取得し、要指導医薬品が取扱える立場であれば船内での医療行為をできるようになります。

船内に乗組む衛生管理者ですが、講習を受ける事によって資格取得ができるようになります。船内という限られたスペースで医療行為を行う事ができるのであれば、医者並みの活躍が期待できるかもしれません。


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