2017年09月16日

治験に携わるCRAの仕事内容とは

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薬剤師が活躍できるフィールドとして治験に携わる仕事があります。キャリアアップやスキルアップを目指したいという方にとっては転職の選択肢の一つに入れてみると良いでしょう。そこでここでは、治験に携わる仕事の一つとして挙げられるCRAに焦点をあててその仕事内容をご案内いたします。

CRAは別名臨床開発モニターとも呼ばれており、治験を依頼する製薬企業をサポートすることが主な役割となります。治験は、モニタリング、治験の検証・確認、報告書の作成や記録の保存によって進行されます。CRAは、治験の契約から治験が進行している際のモニタリング、さらに治験が終了するまでの一連の流れに関わることとなります。

中でも一番重要となるモニタリング訪問では、治験が適切に行われているかを慎重に検証し確認します。さらに、治験終了後の有害事象の報告書の作成や治験記録が適切に保存されているかなどを確認するのも大切な仕事の一つとなります。

この様に、薬剤師が主に活躍する調剤薬局とは全く仕事内容が異なり必要とされるスキルも異なります。幅広い医療知識や各現場のスタッフと円滑に関わるコミュニケーション能力が必要となります。そのため、初めてこのフィールドにチャレンジする方にとっては努力と忍耐が必要となりますが、その分やりがいも多く実感することができるでしょう。


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