2017年07月17日

ドーピングを防ぐためにも必要なこと

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スポーツファーマシストという言葉を聞いたことがないという人も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。まず、ドーピングに関して知っておきましょう。ドーピングとは、薬物などを不正に使用した結果、精神や肉体を強化していくことであり、さらに薬物を使用したということを隠すことです。

特にスポーツ界全体では、フェアプレーの精神に反するものとして、全面的に禁止されています。世界的なドーピング禁止の流れによって、日本においても2005年には、国際アンチ・ドーピング条約が結ばれました。こうした動きの中で、2009年にはスポーツマンたちのドーピングを防ぐ目的のもとに始まったのが、スポーツファーマシストということになります。

スポーツファーマシストの主な活動はドーピングの防止をするということです。ドーピングには、使用が禁止されている薬物を確信犯的に使用した場合と、気づかない間にうっかり摂取してしまう場合の2つのパターンがあります。

日本においては気づかない間にうっかりドーピングをしてしまうというパターンが多いようです。薬は、病院などにおける医療機関だけで処方されるのではなく、薬局やドラッグストアなどでも購入することができます。薬だけでなく、サプリメントや栄養剤などにも禁止されている物質が含まれているということもあります。

しかし、薬物に関する知識は一般の人には知られていることが少ないので、薬剤師に期待がかかっているようです。


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